成功イメージ
GUM01_PH04016成功イメージとは、文字とおり、自分が成功したときのことをイメージするやり方です。

一般的には、ソファーにゆっくり座ったり、床に横になったりしながら、頭の中で、プレゼンや会議などで、自分が気持ちよく、ワクワクした気持ちで、のびのびを発言し、そして最後にみんなから最高のスピーチだったと拍手されるところまでを想像してみることが推奨されます。

私の考えでは、成功イメージで効果が期待できる人の条件は、下記のとおりです。


  • あがり症は軽度であり、日常生活までに支障は出ていない
  • 普段から、妄想したりするのが好きだ
  • 普段から、小説をよく読む
  • 科学で証明できないスピリチュアルな体験に興味がある
  • 占いや風水といったものが好きである
  • 同じ映画やドラマをみて、何度も大泣きしてしまう
  • これまで「人生が変わった!」という体験を何度もしている
  • 死ぬ気でやるとか、命を懸ける、といった表現をよく使う

<メリット>

  • ハマれば、かなりの自信が生まれる
  • 即効的な効果があり、その効果はしばらく続く

<デメリット>

  • イメージをしているときには効果を期待できるが、実際には役に立たない
  • 時間が経つと、効果が取れてしまう
  • イメージ力の弱い人は、なかなか成功イメージができない

成功イメージも、自己暗示や自己催眠に分類されるものです。

ですから、暗示にかかりやすい「被暗示性の高いひと」であれば、成功イメージをすることで、その困難を乗り越えた気持ちになることができます。

しかし、それはあがり症が軽度な場合だけです。

s-AX071_L体がガタガタ震えたり、汗がしたたり落ちてしまうようなひどいあがり症の人にとっては、成功イメージはそれほど効果がありません。前日に成功イメージができたとしても、当日、あがりの現場では、全てを忘れてしまうのです。

私の指導でも、呼吸法と並んで、イメージトレーニングは、極度のあがり症克服のための必須プログラムとなっています、しかし、私が、極度のあがり症の方に教えているのは、この成功イメージではなく、別の複数のイメージです。

そのイメージでは、より現実的に場面をイメージすることを求めます。

また、イメージで実際にドキドキ感を作り(心拍数を上げ)、そのあと、心拍数を下げられるようになるまで、イメージを指導していきます。

こういったイメージをメンタルリハーサルといいます。

イメージトレーニングについては、別サイト「イメージトレーニング講座」で詳しく解説しています。アスリート向けですが、一般の方にも参考になるところもあるかと思います。