タッピング
インターネットでよく見かけるのが、タッピングという方法です。FB015_Lタッピングとは、英語で「叩く」という意味ですが、文字とおり、緊張や不安に襲われたときに、ある特定の身体部位を、指1-2本で、リズミカルに、軽く叩くのです。

叩く場所もおおよそ決まっていて、瞼の上、ほお骨、小指のつけ根、左胸などが、効果があると言われています。なぜならその場所には、経絡(エネルギーの通り道)があるからだそうです。

このタッピングという方法は、あるアメリカ人が考案したもので、TFTといわれており、そこから分化したEFTと言われるメソッドもあります。

私の考えでは、タッピングで効果が期待できる人の条件は、下記のとおりです。


  • あがり症は軽度であり、日常生活までに支障は出ていない
  • 科学で証明できないスピリチュアルな体験に興味がある
  • 占いや風水といったものが好きである
  • 同じ映画やドラマをみて、何度も大泣きしてしまう
  • ひどい悩みが一瞬で消えていく体験を何度もしている

<メリット>

即効的な効果が期待できる

<デメリット>

時間が経つと、効果が取れてしまうことが多い


タッピングは、行動療法に分類されがちですが、実際には暗示や催眠療法に分類されるものです。

科学的には、針や灸はともかく、経絡(ツボ)を叩くことでの効果は認められていません。再現実験では、経絡以外のところを叩いても、効果があったからです。これはつまり、経絡(ツボ)という、「気」に関連する部署を叩くということの暗示的効果が大きいのでしょう。

実際、このメソッドを教えている人たちの多くが、暗示系・スピリチュアル系のメソッド(NLP、前世療法など)を併用しています。そして、自分自身の、あがりや緊張があっという間に消えてなくなった体験をウェブサイトなどでは、全面的に打ち出しています。

いずれにせよ、暗示にかかりやすい、上記条件に合致する人は、試してみる価値があるでしょう。

暗示効果以外にも、叩くという行為に集中することが、不安や緊張の対象への意識を弱めてくれるので、その心理的・神経的効果があるのでしょう。このような行為集中の効果は、呼吸法やストレッチといった全てのメソッドにも当てはまります。