経験論や精神論はもういらない
大会で力を発揮できるかどうかは、それまでどれだけ練習してきたか次第。しっかり準備して、自信を持って本番に挑めるようになることが大事。s-GV057_L

本番不安に対して、こんな精神論を平然と語る人がいます。決して間違っていません。一般的に、自信があれば、緊張や不安は緩和されます。確かにそれは「ある程度は」本当です。

しかし、そもそも、心底からの自信を持って、大会本番を迎えられる人がどれだけいるでしょうか?やり残した練習など、考え始めたらきりがありません

また、あがり症克服の本を書く人や、インターネットで情報を提供している専門家のほとんどが、「自分はこうやって克服した」的な実体験をベースにしています。成功イメージだとか、全てプラスに考えるだとか。もっとひどいのは、何かを食べるとか・・・。

このような情報が、むしろ多くの人を不必要に迷わせているように思います。もういい加減な経験論や精神論は要りません。

科学的裏付けのある正しい知識を持って、きちんとトレーニングを続ければ、大事な場面でも適度に緊張し、適度にリラックスした状態、「平常心」を再現し、努力に見合った成果を受けとることが可能だからです。

私は自分のあがり症克服体験を語ることはできません。しかし、あがり症の科学的メカニズムと、これまでメンタル指導してきたクライアントの克服体験について語ることはできます。それがきっとあなたのお役に立てると思います。

拙書『「ここ一番に強い自分」は科学的に作り出せる』から